洋光台のはまぎん こども宇宙科学館(的川泰宣館長)で9月14日、イプシロンロケット打ち上げの生中継が行われ、区内だけでなく市内外から集まったたくさんの人たちが、その様子を見守った。
2度の延期を経て、3度目の打ち上げが決定したのが12日。それを踏まえて同館もすぐに生中継の告知を行った。わずか2日間の周知にもかかわらず、70人を収容できる会場はあっという間に満席に。さらにステージと客席の間の床にしゃがんで座る子どもたちや、会場の外側にも立ち見で見学する人たちがおり、100人を超える観客が、打ち上げの様子を映し出す巨大スクリーンに視線を注いだ。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)の元職員で名誉教授でもある的川館長によるロケットの解説や子どもたちからの質疑応答などが行われる中、打ち上げ75秒前からカウントダウンがスタート。それに合わせて徐々に緊張感が高まる。
発射20秒前となったあたりから、会場でも自然とカウントダウンの掛け声が始まり、予定時刻の午後2時ちょうど、巨大な白煙とともにイプシロンは空へ。その瞬間、「おお」という感嘆の声が上がった後、会場を埋め尽くした多くの観客たちから、大きな拍手が沸き起こった。
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