さわの里小で出前授業 ごみ処理作業を体験
横浜市立さわの里小学校(内山実校長)で9月11日、横浜市資源循環局磯子事務所の職員による出前授業が行われた。
これは、4年生の社会科の授業の一環で、自分たちが普段出しているごみがどのように処理されるのかを学ぶためのもの。当日は実際に収集車を操作する収集体験や、職員による「ごみの現状」についての説明が行われた。
授業が始まると、児童たちは昇降口の近くに集まり、停められていた収集車を見学。職員から指導を受けながら、乗車体験やごみの回収を行った。
並べられたごみ袋の中から缶・びんがまとめられたものを選んで収集車に回収するゲームでは、緊張した面持ちで回転ボタンを押していた。
その後、教室でごみの現状に関する説明を実施。横浜市民なら必ず覚えて欲しい言葉として「ヨコハマ3R夢(スリム)」を挙げ、マイバッグやマイボトルの使用など、ごみの削減のためのアクションを紹介した。
職員に対する質疑応答の時間では、児童から「ごみの回収作業をしていて大変なことは」という質問があがった。職員は「夏の炎天下での作業が大変」と回答。加えて「ごみ袋に入った竹串に気付かず、手をケガをしてしまうことがよくある」と話すと、子どもたちは痛そうな表情を浮かべ、「紙袋に入れて『危険』と書いて捨てて」という呼びかけに頷いていた。
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