エンディングノート体験 約100人が終活実践
磯子区役所7階会議室で9月26日、「磯子区版エンディングノート書き方講座」が開かれた。当日は約100人が参加。区高齢・障害支援課の職員や区内地域包括支援センターの社会福祉士らが講師を務めた。
エンディングノートは、自分が亡くなった時や意思が伝えられなくなった時のために、残された人に伝えておきたい自身の好みや交友関係、介護や終末医療に対する要望、葬儀、相続などの情報を書き込んでおくもの。講座では、昨年3月に区が独自に作成したノートを用いて、自らの老いを考え、人生を振り返る作業が行われた。
エンディングノートは、その認知度に対し、実際に書いたことのある人が少ない。そのことから、講師は「書くことが大切」「書いたら身近な人にノートの存在を伝える」とポイントを説明した。
その後参加者たちは解説に合わせて各項目に記入。子どもの頃や好きなものなどを思い返しながら、鉛筆を動かしていた。
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