「農」をキーワードに、様々なテーマについて語るイベント「土とハグくむ市民のチカラ」。横浜市市民活動支援センターなどが主催し、全5回にわたって行われるこの催しの第2回講演が10月1日、東町のK2インターナショナルビルで開催された。
当日は、農業を通じた自立と意識の変化をテーマに、3人のゲストがそれぞれの経験を披露した。
1960年ごろに青葉区の農家に嫁いだ平野フキさんは、当時給与も休日も、自分の時間もなかった農家の女性の環境を変えようと、周囲の女性たちと協力。野菜の加工販売を行い、直売所を立ち上げるなど、待遇改善や地位向上に取り組んだ50年を振り返った。
また、ひきこもりなどの若者の自立支援活動に取り組んでいるK2インターナショナルの岩本真実さんは、2年ほど前から岡村で取り組んでいる農場について説明。隣接するアパートで集団生活をしながら農作業などに取り組むことで、若者たちが、人との会話も活発に行うようになったことなどを紹介した。
最後にゲスト3人が一緒に登壇し、トークセッション。女性の自立や、農が持つ魅力や人に対する影響力などについて語り合った。
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