WEショップいそご 貧困考えるきっかけ提供 シール貼り取り組み示す
WEショップいそご磯子店(森2丁目)で、10月17日まで「貧困なくそうキャンペーン」が実施された。
これは10月16日の世界食糧デーと17日の世界貧困デーに合わせた取り組み。店内に飾られた啓発パネルなどを見学してもらい、世界の貧困をなくすため自分に何ができるかを見つめ直すきっかけを提供する。
来店した人たちは「地産地消をすすめる」「輸入品に頼らない」など、日々の生活でできる取り組みが書かれたパネルのうち、実行できるものにシールを貼ってキャンペーンに参加。また、スタッフが世界にはすべての人をまかなえる量の食料があるのに8億6800万人が飢えている現状や、食料輸入国である日本で大量の食品廃棄がある矛盾を説明すると、訪れた人は「捨てない工夫や買いすぎない意識は大切よね」と頷いていた。
同店スタッフの遠又俊子さんは「キャンペーンによって、世界の貧困の現状や、自分の生活の中に気付きが生まれれば」と話した。
同店は、期間中の売上を特定非営利法人日本国際ボランティアセンターが行うパレスチナ栄養改善事業の支援金に充てる。
|
|
|
|
|