功労者を代表して檀上に上がった持丸治彦さん（洋服裁縫師・鶴見区）
横浜市は11月６日、功労顕著な優れた技能者を称える表彰式を中区で行った。対象は「第47回市技能功労者」（経験30年以上）55人、「第45回市優秀技能者」（同15年以上）66人、「第５回市技能職者奨励賞」（若手で全国レベルの大会上位３位以内入賞）の２人。
当日は、渡辺巧教副市長をはじめ牧野孝一経済局長、また市技能職団体連絡協議会の小泉幸男会長らが出席した。
渡辺副市長はあいさつに立ち「皆様は衣食住に関わっており、私たちの生活を支えている」と感謝の意を表した。また手作業・手仕事は機械にはできないぬくもりがあるとして、世界中で認められている日本の技術について「引き継ぎをお願いしたい」と話した。
小泉会長は「若手が育ちつつあることを実感した」と話し、今後とも技能職者による一般市民参加型イベントを開催することで、「減少しつつある後継者問題解決の一助にしたい」との意向を示した。
磯子区の受賞者は以下の通り（個人情報公開同意者のみ記載、敬称略）。
▽技能功労者／山田明比己（看板製作）
▽優秀技能者／丹野有紀子（写真師）・平石誠（表具師）
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