横浜市立磯子小学校(長部潔校長・児童数519人)が今年創立140周年を迎え、11月28日、同校体育館で記念式典が行われた。
式には全校児童のほか、坂本連区長や市教育委員会南部学校教育事務所の寺澤みゆき指導主事、近隣小中学校の校長やPTA会長、地元自治会町内会の会長などが出席した。
式辞のなかで、長部校長は同校の卒業生が1万2千人あまりとなっていることを紹介。なかには祖父や曾祖父から親子3代、4代と代々卒業生の児童もいると振り返った。そして「本校の校歌の歌詞に『自治のはなさく学舎に』とあるよう、ノーチャイムなど子どもたちの自主性を育てることを重視してきた。これからも保護者や地域の方々と協力し、毎日の学校生活が充実したものになるよう約束する」と、あいさつを締めくくった。
創立140周年記念事業実行委員会の委員長である伊藤久美PTA会長は、140周年を記念して取り組んだバザーや遠足、運動会などをあいさつの中で振り返り、「いつもとは違う記念行事が続き、わくわくした1年だったと思う。これからもいろいろなことにチャレンジして、素敵な大人になってほしい」と、児童に呼びかけた。
児童による祝いの会も
休憩を挟み、式典後には児童による集会「わいわい おいわいの会」が催された。
司会進行も子どもたちが担当し、全員の掛け声でイベントがスタートした。
はじめに周年を記念し、たくさんの巨大風船が児童の頭上に投げ込まれると、会場は大盛り上がり。子どもたちは歓声をあげながら、自分のところに飛んできた大きな風船をほかの方向へと押し出した。
また、子どもたちが自ら調べて作成した、磯子小学校の歴史クイズも出題。「明治41年の磯子小。当時のクラス数は6つである。○か×か」という問題では、正解が上級生と下級生でそれぞれ1教室の2クラスしかなかったという答え。あまりに少ないクラス数に、「えー」という驚きの声が会場のあちらこちらから沸き起こっていた。
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