旧柳下邸で着付けの特訓 小物使いのアドバイスも
正月に向け、自分で着物を着付けられるように―。根岸なつかし公園 旧柳下邸で12月6日、同施設主催の着物着付け教室が開かれた。
集まったのは、自分で着物を着るのは初めてという人や、昔着たことがあるという人たち3人。まずは、講師に手伝ってもらいながら、着付けの手順を習い、その後、各自で帯の結い方を繰り返し練習した。今回挑戦した帯の結び方は「お太鼓結び」という基本的なもの。しかし、参加者たちは「背中に手が届かない。帯を結うのがこんなに大変だとは」と苦笑いを浮かべていた。
講座が終わるころには、全員が一通り着付けられるように。あでやかな着物姿が並び、会場が華やいだ。
最後に小物を用いた着物のコーディネートも勉強。講師の持ってきた帯揚げや帯締めを合わせながら、「小物の色や柄を変えるだけで、季節感を出したり雰囲気を変えたりできる」というポイントを学んだ。
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