高度な消防技術を披露 杉田臨海緑地で出初式
新春の磯子の風物詩となっている消防出初式が1月5日、杉田臨海緑地の未整備部分で行われた。
第一部の式典では、防災活動などに功績のある個人や団体への表彰を実施。地域防災の担い手として活動する家庭防災員や、長年消防団として活動している人などが表彰を受けた。
その後、第2部の演技では消防署や消防団、区内に事業所のある自衛消防隊などによる車両分列行進や航空救助、放水、消防総合演技が行われた。
航空救助演技の際は、海上上空からヘリコプターが登場。見物に訪れていた親子連れたちは、なかなか見ることが出来ないヘリコプターでの救助の演技に夢中になっていた。
自衛消防隊による放水演技では、昨年10月に行われた市消防操法技術訓練会・自衛消防隊の部で小型ポンプ部門最優秀賞を獲得した(株)東芝横浜事業所自衛消防隊が演技を披露。ホースをつなぎ、「火」と書かれた的に向かって的確に放水が行われると、その速やかさに観客たちは釘付けになっていた。
また、塩素ガスを積んだタンクローリーが住宅に衝突したという設定で総合演習を実施。住宅から煙が上がる緊迫した状況の中、防護服をまとった特別高度救助隊員らが、負傷者を救出していた。
|
|
|
|
|