区役所1階ロビーを会場に1月24日まで、パネル展「磯子区まち・ひと・堀割川」が行われた。主催は、地元住民などを中心に組織されている堀割川魅力づくり実行委員会。
毎年開催されているこのパネル展では、一昨年は明治時代初期に川の開削に尽力した人、昨年は地元の滝頭小学校の児童が描く川の未来像をテーマに展示を実施。今年は関東大震災から90年にあたることから、堀割川の昔、現在、未来をテーマに、震災直後の様子を収めた写真やその後の復興事業、そして現在も見ることができる遺構などをパネルで紹介した。
展示を見学していた男性は「地元の川の移り変わる姿を知ることができ、非常に興味深かった。この展示を参考に今後は、改めて堀割川沿いを歩いてみたいと思う」と感想を話した。
堀割川は区内を流れる長さ約2・7Kmの大きな人口運河で、2010年には土木学会選奨土木遺産にも認定されている。長く地域の人たちに愛されており、05年からは魅力づくり実行委員会などが中心となって「堀割川の日」と銘打った、さまざまなイベントが開催されている。
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