夏の風物詩”水中花”知って 石原さんが西区で展示会
水中花を知って欲しい―。西区にあるギャラリーMOON HOUSEで6月28日、磯子風月堂の石原真佐美さんが水中花喫茶を限定オープンした。
水中花は、コップなどに造花を入れ、水を注いで咲かせる飾り。石原さんは「子どもの頃、縁日で水中花が並んで吊るされていたのが印象深かった」と話す。
昨年夏、親子向けの和菓子作り教室で水中花をモチーフにした和菓子を披露。しかし、参加者のほとんどが水中花を知らず、驚いたという。「実物を見せてあげよう」と作り方を調べ、自身の記憶を思い出しながら手作り。それがきっかけで「水中花復活プロジェクト」を始動した。
ギャラリーには、タンポポやレンゲソウなどの花々が色鮮やかに展示されていた。訪れた人たちも「綺麗」とうっとりしながら、水中花を写真に収めていた。
「観てくれる方々に昔を思い出してもらえれば」。8月には磯子センターで水中花作りの講座を開催する。
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