広報消火隊 地域守る部隊に激励 発隊式で隊員任命
磯子消防署(深田稔署長)で7月6日、広報消火隊の発隊式が行われた。
同隊は、大規模地震発生時、木造密集地での火災の拡大を防ぐため、大型消火器などを搭載した広報車で火災現場に向かい、初期消火を行う部隊。消防署の職員と区内の消防団員が連携して活動を行う、区独自の取り組みとなっている。
発隊式では、深田署長が部隊発足に協力した磯子火災予防協会や横浜学園高校へ感謝の言葉を述べるとともに、「同隊の活動は限られた消防力を最大限活用できる具体的な取り組み。連携を強め、地域の安全・安心の実現に努力したい」と挨拶した。
その後、磯子消防団の横田秀昭団長より、第一、二分団の中から広報消火隊に任命された6人へ辞令が手渡された。横田団長は隊員らに「地域の安全・安心を守る重大な活動。隊員の人選は慎重に行った。訓練を重ね、的確な任務を遂行してほしい」と激励の言葉を贈った。
式の終了後、任命を受けた隊員たちは消防職員から消火器や無線などの使い方や高所見張りの方法など、実際の災害発生時の対応について説明を受けながら訓練を行った。
同隊に任命された消防団員は次の通り。()内は分団内の役職(敬称略)。▽磯子消防団第一分団:小島弘行(団長)、坂爪正博(班長)、内藤亨(班長)▽第二分団:満嶋淳一(班長)、吉見淳一(班長)、飯島一磨(団員)
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