千葉県南房総市の岩井海岸を会場に8月30日、31日に実施された第11回ジュニア・ライフセービング競技会(主催・NPO法人日本ライフセービング協会)。その中のビーチフラッグス競技で、磯子小学校4年生の新井颯太君が3・4年生男子の部で2位、2年生の花塚太郎君が1・2年生の部で3位となり、それぞれ銀、銅メダルを手にした。
競技会は毎年この時期、小学生を対象に開催されている。大会ではビーチフラッグスのほか、ランスイムランやニッパーボードレースなど8種目が行われ、今年は全国から約140人の児童が出場した。
「悔しい」2位
3・4年生男子の部に出場した新井君は、1日目に行われた予選を勝ち残り、2日目の決勝へと進出。8選手が出場した決勝は、1レースごとに1人が脱落する形式で行われ、新井君は最後の2人にまで残った。
優勝を決めるレースでは、2人が並んで走り、ほぼ同時にフラッグめがけてヘッドスライディング。その勢いで舞い上がったフラッグが新井君の頭にぶつかった後、相手選手の手へと渡り、準優勝となった。
新井君は「とにかく悔しい」とコメント。10月に行われる成人対象の全日本大会では特別イベントとして、今回決勝に残った8選手による再レースが行われる。「目標は優勝しかない」と、リベンジを誓う。
人生初メダル
1・2年生混合の部には、2年生の花塚君が出場。初出場にも関わらず、同じく予選を勝ち抜き、翌日の決勝へと駒を進めた。
強豪ぞろいの決勝でも善戦し、3位に。「負けた時はとても悔しかったけれど、大会は楽しかった」と振り返る。
学校をはじめ、これまでメダルとは縁がなかったという花塚君。人生初のメダルを手にして「すごく嬉しい」と満面の笑顔を見せる。来年の目標については「今度は金メダルを取りたい」と話した。
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