事業所として長年地域の消防団活動に貢献している(有)岡本光学加工所(原町・岡本隆幸代表取締役)が、このほど「消防団協力事業所」に認定された。
11月18日に磯子消防署で行われた磯子消防団の分団長会議冒頭では、同社代表取締役の岡本隆幸さんが、深田稔署長から認定書を受け取った。
同社は1942年の創業。長年培ってきた研磨技術から、顕微鏡や望遠鏡に使用されるレンズなどの製造を行っている。
地域防災に尽力
市では、消防団協力事業所の認定に7年前から取り組んでいる。認定基準には、従業員が消防団員として相当数入団しているなどがある。現在、市内では20事業所が認定されており、区内では今回の岡本光学加工所が初認定となった。
同社では、岡本さんを含む5人が磯子消防団の第一分団などに所属。会社の屋上には防災スピーカーを設置し、毎月15日には訓練を行うなど、地域の防災活動に尽力してきた。
代表の岡本さんは「地域に加工場があるので、少しでも力になれればと、地域の防災活動に協力してきた」と話す。今回の認定については「励みになる」とコメントした。
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