ホテル横浜ガーデン(中区)で3月28日、洋光台地区で地域住民を中心に詩吟の活動に取り組む「報国吟社杏舟会」(大平杏舟会長)の25周年記念大会が開催された。
報国吟社杏舟会は、同地区で長年民生委員や、洋光台地区社会福祉協議会の会長を務めた大平さんが、地域の高齢者の孤立を防ぎ、住民同士の交流を深める場として1991年に発足したグループ。現在は、洋光台三丁目の会館や洋光台第四小学校コミュニティハウス、洋光台地域ケアプラザで月3回ずつ練習を行っている。練習には、60歳から94歳まで、常時30人ほどの会員らが参加している。
この日行われた記念大会には、同会の関係者や来賓など、約100人が出席。この日を目標に、一年にわたって練習を重ねてきた会員たちが構成吟を披露すると、会場にはのびのびとした歌声が響きわたっていた。
大会では25周年を祝う式典も実施。長年、会として寄付を行ってきた区社会福祉協議会の三浦武会長や、関係者が祝辞を述べた。
大平さんは、「25年周年を迎えられて嬉しく思う。これからも仲間同士励まし合いながら、元気ある限り、みんなで一緒に続けていきたい」と喜びの言葉を口にしていた。
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