2014年度の横浜市民意識調査がこのほど公表され、磯子区民は定住意向が市内で最も高かったことが明らかになった。
市民意識調査は、政策立案や市政運営に役立てようと、市が毎年行っているもの。調査は昨年5月から6月に行い20歳以上の2224人から回答を得た。このうち磯子区民は90人。
現住地定住意向の設問では、磯子区民の「住み続ける」と「たぶん住み続ける」を合わせた定住意向が71・1%で7割を超え市内最多となった。
一方、周辺環境の満足度のうち、「周辺の静けさ」、「まちなみなどの景観のよさ」は「どちらかというと不満」、「不満」を合わせた数値がそれぞれ20・0%、17・8%で、市内18区中4番目に高かった。
市政全体に対する満足度について聞いたところ、磯子区民の回答者のうち「満足している」と「まあ満足している」を合わせた満足度は36・7%で市全体の38・6%から1・9ポイント下回る結果となった。満足度を項目別に見てみるとトップが「バス・地下鉄などの便」(44・4%)、次に「ごみの分別収集、リサイクル」(41・1%)、「良質な水の確保や安定供給」(20・0%)が続いた。
定住意向が7割を超え高いことに関し、磯子区区政推進課は「自然が豊かで公園も多く、交通の便がよいところなどの住環境への評価が高いことが、このような結果になったのでは」としている。
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