地域の身近な川に親しんでもらおうと8月1日、大岡川塩木戸橋下流でドジョウとウグイの稚魚の放流会が開かれた。栗木町内会と大岡川栗木水辺愛護会が協力して実施しているもので、今年で4回目。地元の小学生ら約30人が参加した。
子どもたちは川に入り、生き物の観察や追い込み漁などを体験した後、ドジョウ3千匹とウグイ2百匹の稚魚を一斉に放流した。魚が勢いよく泳ぎだすと「大きくなって」「元気でね」などと声を掛けていた。近くに住んでいるという小学3年生の女の子は「ドジョウはぬるっとしていたので、つかみづらかった。魚に触れて楽しかった」と笑顔をみせた。
この放流会を主管した大岡川栗木水辺愛護会は、区内唯一の水辺愛護会。150人の会員がほぼ月1回、川の草刈りやごみ拾いなど行っている。会長の曽根武夫さんは「昔は汚かった川が、多くの方のお蔭で徐々にきれいになってきた。これからも活動を続け、地域からさらに愛される川にしていきたい」と話した。
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