認知症になっても暮らしやすい街を築いていこうと、磯子福祉保健センター高齢・障害支援課では9月24日、「認知症普及啓発講演会」を開催した。
講演会には区内在住・在勤者ら約70人が参加。保健師・精神保健福祉士で、公益社団法人 認知症の人と家族の会 神奈川支部 世話人の田村加代子さんが講師を務め、認知症についての知識や予防法、罹患者への対応について解説した。
田村さんは「団塊の世代が後期高齢者になる2025年には、65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると言われている」と説明。それを受け、認知症の人やその家族、地域住民らがどのように接していけば互いに心地よく生活できるのか、自身の母親の介護経験や法人での活動経験を交えながら、具体的に紹介していた。参加者たちは田村さんの話に大きく頷いたり、積極的に質問したりしながら、認知症への理解を深めていた。
参加者は「認知症の人に対する接し方や認知症の予防法など大変わかりやすかった」と話していた。
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