3月1日から7日まで全国一斉に実施される「春の火災予防運動」を受け、横浜市では住宅用火災警報器の設置を呼びかけている。
市消防局によると、2015年の横浜市の火災件数は750件で前年より200件を下回る大幅な減少となった。700件台は1951年以来59年ぶり。
ただ、件数が減少傾向にある中、火災による死者は前年より10人増え22人となっている。
市は、今回の火災予防運動で、すでに設置されている家庭については警報器の機能が維持されているかの点検を呼びかけている。過去10年の住宅火災原因の1位がこんろだったことから、安全装置がついた調理器具(Siセンサーコンロ)の普及にも取り組む。
公会堂で避難訓練
区内では、6日に磯子公会堂でコンサート中に地震が発生したことを想定した「避難訓練コンサート」を初開催する。公会堂職員と利用者、出演者一体で、防災意識の向上をめざし訓練に臨む。会場では、家庭防災員活動の紹介や住宅用消火器の展示なども行われる。なお、コンサートの申込みは既に終了している。
春の火災予防運動の詳細は磯子消防署予防課【電話】045・753・0119へ。
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