横浜市交通局 滝頭営業所(佐藤徹所長)で3月4日、路線バスの事故を想定した救助および消火訓練が実施された。
訓練には消防職員をはじめ、営業所職員や地元消防団らが参加。バスを使用して昇降口ドアや非常扉の操作方法などを確認し、車内の乗客と負傷者の救出方法を学んだ。後部エンジン部分からの出火も想定し、消防団と消防職員の連携による放水も行われた。
訓練を受け、佐藤所長が「営業所としても事故がないよう心掛けているが、もしもの時のため訓練を続けることが大切。バスを使用することで参加者の実にもなったと思う」と挨拶。磯子消防署の青木哲郎署長も「協力していただきありがたい。軽井沢のバス事故の例もあり、訓練の必要性を感じている。非常扉の操作やトリアージの流れなど大変ためになった」と話した。
訓練後には見学に訪れた近隣住民などが救命講習や初期消火体験などに取り組んでいた。
同訓練は3月1日から7日に展開された「全国春の火災予防運動」の一環。磯子消防署と関係機関では、区内各地で訓練や街頭キャンペーンを行った。
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