洋光台に伝わる昔話を地域住民に楽しんでもらおうと、5月23日、洋光台の四丁目自治会館で読み聞かせ会が行われた。街の活性化に携わる団体「renet結」が企画。
会では、区が発行する『ふるさと磯子のむかしばなし』の中の洋光台の物語『矢部野のお庚申さま』や『かいかば地蔵』などが披露された。二つの作品は、栗木在住の童話作家・大沢みちこさん=人物風土記で紹介=が紙芝居に描き起こしたもの。雑木林や台地を獣が走り回っていた昔の洋光台の様子や、多くの百姓が祀っていた神様の物語などが丁寧に描かれており、会の参加者たちは昔の洋光台の風景や文化について理解を深めていた。
今回読み聞かせを行った朗読グループ・だんかぽん代表の五十嵐裕子さんは「洋光台は開発された街という印象が強いが、昔話も残っている。街の歴史を知り地域をもっと好きになってもらえれば」と話した。
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