洋光台緑地のトンボ池で6月4日、洋光台まちづくり協議会(三上勇夫会長)が主催する自然観察教室が開かれた。
「自然と気軽に触れ合える場を」という地域住民たちの要望から、地元の子どもたちのアイデアを盛り込み、約10年前に整備が行われた「トンボ池」。現在は緑地やビオトープに様々な植物や虫などの生き物が生息している。毎年この時期には、はまぎん子ども宇宙科学館と同協議会が設立した「洋光台サイエンスクラブ」の子ども、保護者や磯子土木事務所の関係者らが参加し、自然観察会が開かれている。
この日はサイエンスクラブなどから約70人の親子が参加。緑地内で観ることができる植物や虫などが示されたフィールドビンゴの用紙を手に、自然観察を行っていた。子どもたちは草陰にいたアオダイショウやヒバカリなどのヘビを捕まえたりヘビイチゴを摘んだりと、緑地の植物や生き物とのふれあいを楽しんでいた。
市立小学校教諭による水辺の生物の紹介なども行われ、ザリガニやヤゴなどの生物の生態についても学んでいた。
参加した児童は「いろいろな植物や虫を見つけることができた。立派なアオダイショウを捕まえられて驚いた」と感想を話していた。
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