港南区・栄区 トップニュース
公開日:2012.11.08
そよかぜの丘
10年の歩み祝う
区民の支えに感謝
社会福祉法人「そよかぜの丘」(松井佑子理事長)は法人と運営する港南中央地域活動ホーム「そよかぜの家」の設立・開設10周年を記念し、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで11月2日に記念式典と祝賀会を行った。
同法人は横浜刑務所の再整備に伴い、空いた敷地を活用するために始まった「港南中央ガーデンプラザ計画」を受けて、法人運営型の地域活動ホームを開所するために2001年に設立。「そよかぜの家」の建設時には多くの寄付金、支援者が集まり、区民の応援の中で02年に開所した。
「そよかぜの家」は身体、知的、精神障害児・者を対象としており、デイサビース、パンの販売、喫茶店運営などの社会参加、余暇活動や地域交流などを実施している大型福祉施設。
同法人は同施設の開所を皮切りに、この10年で事業を拡大。現在「そよかぜ南の家」、障害者ケアホーム・グループホームなど区内6施設の運営を行っている。
当日の式典には来賓として大貫一幸港南区長をはじめ、地元の各連合自治会町内会長、賛助会会員などが招かれていたほか、同法人が運営する各施設の利用者や関係者ら約200人が参加した。
松井理事長は事業を種に例えながら「皆の希望の入った大きな種。この大きなそよかぜの種が育ち、木に成長した。今後は新たな地域作業所の開所を予定している。この10年を礎として、皆さんの力をお借りしてまた次の10年に進んでいきたい」とあいさつ。
また、松井理事長は「こんなに大勢の人に来ていただいて利用者、職員全員で祝えることに感謝。障害者だとか関係なく、きれいな服を着て皆でおいしいものを食べて元気に楽しくお祝いをしたかった」と周囲へ感謝すると共にホテルでの開催理由を話していた。
式典では感謝状の贈呈もあわせて行われ、開設当初に支援を行った個人、団体に感謝状と記念品が贈られた。式典の後には祝賀会もあわせて行われ、食事を楽しみながら法人と施設の10年間を振り返るスライド上映や施設利用者による歌や踊りの発表も行われた。
施設利用者の山田美由紀さんは「おいしい食事を頂きとても楽しい式典だった」と感想を話し、長谷川智恵子さんは「とても盛大で沢山の人が集まってくれてびっくりした。感謝状を渡す人が沢山いて、多くの人に支えられていることを実感した」と改めて区民の支援に感謝していた。
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