神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2016年10月13日 エリアトップへ

11月29日に開催する「和太鼓コンサート」が20年目を迎える 丸山 二郎さん 丸山台在住 67歳

公開:2016年10月13日

  • LINE
  • hatena

和太鼓の可能性に挑む

 ○…趣味で始めた和太鼓のコンサートが今年20年目を迎える。今年はこれまでよりも一層、思い入れが強い。「死ぬまでに、ご一緒したかった」という20年来の憧れの和太鼓奏者・藤本吉利さん(鼓童所属)をゲストに迎え、2人でのコラボレーションも実現させる。「毎年来てくれるお客様もいる。楽しんでほしい」と意気込む。

 ○…東京生まれの新潟育ち。高校卒業後に料理人を志し、日本料理の世界に入った。無我夢中になって働き、店を掛け持ちしたことも。自身の姓と重なる「丸山台」という地名に縁を感じ、30歳で「日本料理 円山」を構えた。和太鼓に出合ったのは23年前。「野毛大道芸」の催しの一幕で、料理人として出場したときだ。控室にいたところ、出演する和太鼓奏者と話す機会があった。以前から和太鼓に興味を持っていたため、「指導者を紹介してほしい」と相談。コンサートのプロデューサーとしてずっと二人三脚で歩んでいるヒダノ修一氏を紹介され、本格的に始めることになった。

 ○…「和太鼓が持つ特別な空気、音が空気を動かす雰囲気がいい」と話す。それまで楽器に触れたことはなかったが、瞬く間にその魅力に引きこまれた。始めて3年目でコンサートを開催。「気軽に聴いてほしい」という思いもあり、ヒダノ氏の曲目「道草」から着想を得て「ちょっと道草IN横浜」と名づけた。20年間地道に続け、昨年までの19年間での来場者数は1万人を超えた。

 ○…「料理と和太鼓には共通点がある。コース料理の組み立てと同様に、和太鼓も”序破急”で構成される。季節感やこだわりを出していかないといけない」。強く心を注ぐからこそ、「それぞれの文化を継承しなければ」という使命感が強くある。「和太鼓が持つ可能性は大きい。音楽のジャンルにとらわれず、さまざまな表現方法に挑戦していきたい」。和太鼓の音が作り出す可能性を模索する。

港南区・栄区版の人物風土記最新6

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

泉 秀明さん

設立50年を迎えた野庭団地第一自治会の会長を務める

泉 秀明さん

野庭町在住 68歳

3月7日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook