ルネサンス港南中央所属の須田悠介君(15)=写真=が、先月27日から30日にかけて行われた水泳競技の全国大会「JOCジュニアオリンピックカップ」に出場し、自由形50m、100mの2種目で優勝した。50mでは、予選で22秒58という中学生新記録をたたき出す快挙を果たした。
春夏の年2回開催されている同大会で、須田君は昨夏にも同種目で2冠を達成した。今大会は年上も相手の「15〜16歳の部」だったが、予選と決勝のいずれも1位を守る自己ベストのタイムで大会を終えた。
「大会での新記録は狙っていたけれど、まさか予選で出せるとは思わなかった。驚きで力が入りすぎ、決勝ではタイムを落としてしまった」と須田君は明かす。
東京五輪にも期待
この1年は、昨夏の全国中学校水泳競技大会で100m自由形を大会新で優勝するなど着実に実績を重ねた。大舞台での経験は自信にもつながっている。須田君は「スタートは誰にも負けない」と語る一方でフォームはまだ修正中だといい、さらに「200mも泳げる選手になりたい」とスタミナ面での成長も誓う。
4月からはロンドン五輪(2012年)銅メダリストの立石諒選手らを輩出している湘南工科大学附属高校に進む。「一番の目標は東京五輪。インターハイでも1年生から表彰台を狙っていきたい」と目を輝かせた。
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