家庭ごみの収集を担う市資源循環局・港南事務所(港南台)内の掲示板に、感謝の手紙が多数掲出されている。5月上旬から区内各収集場所で寄せられたもので、コロナ禍で負担が増加している職員の励みになっている。
「コロナ禍の中、いつもと変わらず回収して頂き感謝いたします」「コロナのえいきょうでゴミなどがふえたりしていると思います。私はゴミしゅうしゅうの人はとても大切な人だと思います」――。港南事務所の掲示板には子どもから大人まで幅広い世代から寄せられた手紙がところ狭しと貼られている。「こんなことは初めて。励みになります」と職員が嬉しそうに明かす。
手紙は5月上旬頃から寄せられ始め、収集場所にそっと置かれたものや直接手渡しで届けられたものなど約50通。4〜5月と家庭ごみの収集量が増加するなかで感謝を伝えるものや、ウイルス感染を心配するものが多い。港南事務所の職員全員で共有しようと、掲示板に掲出しているという。職員も手紙への感謝を伝えようと、区内の収集場所25カ所にお礼のプレートを設置した。
実際に港南区でも家庭ごみの収集量は増加し、4〜5月は平均で1日20
トンほど前年より多かったという。港南事務所の大屋将佐所長は「外出自粛の中で家庭ごみが増えるのは仕方のない面がある。多くの手紙を頂き、今回改めて、やればやるほど喜んでもらえる仕事なのかなと感じることができた」と話した。
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