神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
港南区・栄区版 公開:2021年6月10日 エリアトップへ

監督・音楽を手がけた音楽劇「一獣一彩」を6月26日にあーすぷらざで公演する 山崎 美奈子さん 栄区東上郷町出身 41歳

公開:2021年6月10日

  • LINE
  • hatena

表現に悩み、表現に救われ

 ○…「地元出身の若い才能を多くの人に知ってもらいたい」――。そんな思いで監督・音楽を手がけた音楽劇「一獣一彩」(いちじゅういっさい)を6月26日にあーすぷらざで公演する。栄区では10年ほど「劇団ぽかぽか」の音楽に携わったが、監督としては初作品だ。「この演者を前提に構想し、このメンバーだからこそつくることができた作品。日本語の美しさも感じてもらえたら」

 ○…出演するのはほとんどが劇団ぽかぽか出身の若手表現者たち。芝居や歌、和楽器演奏、映像制作などそれぞれの道で表現を続ける彼らに今回「やりたいことを精一杯やってほしい」と注文した。また今作はぽかぽか時代から二人三脚で歩んできた母が舞台監督を務め、娘の日陽さん(小6)が舞踊を披露し、美容師の妹もスタイリストとして初めて参加する。

 ○…上郷南小、庄戸中出身。豊かな環境の中で音や色彩への感性が育まれ、聴いた音をピアノで弾いたりしながら、小学生の頃から作曲を楽しんだ。また10代後半には演出家に弟子入りし、裏方を手伝いながら作品づくりの面白さにふれた。ただ、自己表現が苦手でいつもどこか生きづらさを抱えてもいた。「協調性がないんです」と笑うが、周囲との関係に思い悩んだ日々もあった。

 ○…母が代表を務めていた「ぽかぽか」に関わるきっかけは、第一子の死産だった。出産直前のことで「母として忙しくなるはずの時間がぽっかりと空いて、何もせずにはいられなかった」。そんな中で独学で制作した音楽作品は、思った以上に周囲から評価を受けた。それが少しずつ自信となり、今につながる。「たぶん音楽が自分のコミュニケーションツール。音楽を軸に人とつながり、アーティストとして確立していけたら」

京急百貨店

かみおおおかG.w.フェスティバル

https://www.keikyu-depart.com/

<PR>

港南区・栄区版の人物風土記最新6

加藤 正基さん

栄消防団長に就任した

加藤 正基さん

栄区長尾台町在住 64歳

4月25日

松永 朋美さん

4月1日付で栄区長に就任した

松永 朋美さん

旭区在住 54歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

大窪 太郎さん

3月19日付で栄警察署長に就任した

大窪 太郎さん

鎌倉市在住 54歳

4月4日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月28日

上野 誠也さん

横浜国立大学大学院の名誉教授で、無人探査機「SLIM」の月面着陸に貢献した

上野 誠也さん

66歳

3月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

港南区・栄区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook