栄区役所と地元不動産会社の(株)三春情報センター(本社・港南区日野)がこのほど、栄区の住宅環境の魅力を発信するウェブサイトを完成させた。少子高齢化の中、県外者らに住宅地としての魅力を知ってもらい、転入者の増加を図るのがねらいだ。
「交通事故件数が少ない区市内ナンバー1」「人口1人あたりの公園数が市内で一番多い」――。このほど開設されたサイトには、そんなデータとともに住宅地としての栄区の魅力が紹介されている。同サイト(【URL】https://yokohama-sakae-kurasi.jp/)は郊外住宅地のPRを目的に昨年締結された協定をもとに、栄区と三春情報センター(ミック)が連携して立ち上げたもの。「ゆとりある暮らし」「便利で充実した生活」「あふれる緑と自然」「人とつながるまち」といった切り口で、栄区の魅力をまとめている。
ミックの担当者によると、サイト開設にあたり栄区在住の従業員や同社が運営する保育園の保護者を対象にしたアンケートも実施して、栄区の魅力の再発見につなげたという。「栄区というと交通アクセスに課題のある地区が多いというイメージもあると思う。ただ実際には、そこに不満がある住民が少ないことがわかった」と担当者は話す。本郷台駅のほか、港南台駅や大船駅の利便性や両駅へのアクセスの良さを挙げる回答が多かったという。
サイトからはミックが運営する不動産情報サイトで栄区の物件を見ることもできる。担当者は「空き家問題なども区役所と意見交換しながら、栄の魅力を広くアピールしていきたい」と力を込める。
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