港南区の老人福祉センター「蓬莱荘」(港南台6の22の38)の大浴場が1月29日から利用を再開する。2019年1月に改修のため利用を休止し、その後の再開直後に新型コロナの影響で再び休止となっていたため、実質的に3年ぶりの利用再開となる。
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老人福祉センターは各区に1館設置されている市の施設。利用できるのは60歳以上の市内在住者と、市内在住者の60歳以上の父母などに限定されているが、無料で施設利用ができる。中でも「お風呂」として親しまれている大浴場は人気があり、従来は月に6000人ほどの利用実績があった。
施設改修とコロナ対策が重なったことで利用休止が長期間に渡ったため、施設には多くの問い合わせが寄せられているという。館長の本荘安宏さんは「長らくお待たせしてしまったお風呂も全面的に改修してきれいになった。利用制限はあるが、ぜひ利用してもらえたら」と思いを語る。
完全予約制に
もっとも、感染対策のために従来とは異なる運用方法での利用再開となる。利用希望者は「お風呂利用カード」の発行と事前予約(1週間単位)が必要で、いずれも施設での手続きが必要だ。キャンセル待ちなど、事前予約なしでの入浴は当面受け付けないという。
また入浴は1回40分を1日に4枠の総入替制とし、定員は各回5人。男女合わせて1日の定員は40人となり、従来の利用実績と比較すると10分の1程度への制限となる。そのほか、利用可能日は木〜日曜日の週4日とし、利用者は週1回、月4回まで利用できる。
本荘館長は「人数制限のため、カードを作ったのに予約を取れないということもありえる。感染対策としてご理解をいただければ」と呼びかけている。また今後の感染状況によっては、再度の休止もありえるという。
予約の開始日は1月21日(金)。その他、利用方法に関する問い合わせは蓬莱荘(【電話】045・832・0811/入浴の予約は不可)へ。
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