栄区上郷町の桜井小学校(齋藤由美子校長)の6年生がこのほど、登下校時に使用する学校敷地内の階段にアートを完成させた。同小が今年度創立40周年を迎えたのを記念し、卒業制作も兼ねて取り組んだという。
同校の門をくぐると二手に分かれる階段を下る構造のため、1組と2組それぞれがアートを制作した。昨年の秋頃に掃除から始め、白いペンキで下地を塗った上でクラスごとに思いを表現した。
1組は段ごとに分担を決め、「家族や先生だけでなく、地域の人にも多くの人に支えられている」と手を描き、卒業生を羽ばたく青い鳥に、みんなをつなぐ学校を虹に見立てて表現した。
2組はパーツごとに分担を決め、桜井小のシンボルでもある桜の木を中心にすえて、こちらも青い鳥と虹を描いた。
「楽しく通って」
6年生児童は「桜井小のよさをつめこんだ。これからの児童たちも毎日楽しく通ってくれたら」と笑顔を見せた。
同小の藤村和人副校長は「コロナの制限もあって行事も少なかった中、こうして形に残せたことは成長にもつながったのでは」と話した。
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