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公開日:2023.01.05

全日本古希軟式野球大会
横浜港南クラブが準優勝
全国64チームが参加

  • 横浜港南クラブのメンバー=同クラブ提供

 港南区を中心に活動する軟式野球チーム「横浜港南クラブ・古希」がこのほど、大分県で行われた全日本古希軟式野球大会で準優勝を果たした。同チームの入野光司監督代行は「次回こそは優勝を」とさらなる躍進に意欲を燃やす。

 全日本還暦軟式野球連盟が主催し、70歳以上の人が参加する古希野球チームが全国から64団体集った同大会。年間を通じたリーグ戦の戦績に応じて選ばれた各県の代表チームが優勝を争った。

 同チームは1997年設立。港南台南公園を主な拠点として練習に励んでおり、現在のメンバーは23人。横浜高校などの「強豪校出身者が多い」のも特徴だ。

 前回2019年の大会でも準優勝を飾ったほか、県内外でも多数の実績を収めてきた。今大会前に監督の体調不良に見舞われたが、入野監督代行を立てて出場することを決めた。

 初戦は札幌スターズ(北海道)と対戦し8対0で快勝。2戦目では寝屋川シルバー古希(大阪)に4対2で勝利を収め、続く3戦目も福島スターズ(福島)を5対2で危なげなく退けた。

 準々決勝ではTS山鹿(熊本)と8回タイブレークにもつれ込む接戦の末、7対5で辛くも勝利。同日に行われた準決勝も京都スターズ(京都)と、7回まで両者無得点という展開の末、再びタイブレークへ突入。9回まで続いた激闘を2対1で制し、決勝へ駒を進めた。

疲労残し決勝へ

 別府市民球場で行われた決勝では岡山BLUESOX(岡山)と、賜杯をめぐって対峙。4日間で6試合という過密なスケジュールと連日の熱戦で、メンバーには疲労が色濃くみられ、6回まで無得点、相手は4点と、苦しい試合運びとなった。7回に1点を挙げ反撃を試みるも、1対4で敗北を喫した。

 入野さんは「(連戦で)相当消耗していたが体力と気力で乗り切ってくれた」と選手たちをねぎらい、「全国出場は初めて、というメンバーが多い中、選手たちの頑張りでなんとかなった。勝ち続ける中で気持ちも含めた成長ができ、いい結果につながったのでは」と大会を振り返った。

 入野さんは今後について「次回こそ優勝を狙っていきたい」と力強く語る。チームへの問い合わせは同クラブ小川さん【携帯電話】090・7273・2585。

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