港南区・栄区 人物風土記
公開日:2026.02.05
ボランティアなどが対象の大臣表彰を受けた「いでたち」の代表を務める
林 眞さん
笠間在住 77歳
他を尊重、和を保つ
○…栄区内全域を活動範囲とするボランティア団体として、庭木の剪定やパソコン教室など幅広い活動が評価された。受賞の知らせを聞いた時のことを「こんな立派な賞を貰えるとは思っていなかった。皆に伝えたら、喜んでくれたのでよかった」と笑みを見せる。「この活動を続けるためにもメンバーを増やしたい」と継承に意欲を見せる。
○…23歳の時に仕事の都合で区内に転居。ケーブルテレビの視聴に必要な基地の設置や管理に従事した。400人規模で行う工事のプロジェクトマネージャーを務めたことも。「仕事相手を知ろうとし、どの立場の人もフラットに接する。すると組織の和が保たれる。今に生きる経験を積んだ」と懐かしむ。
○…56歳でいでたちに加入。「定年になったら何をするの?」。きっかけは妻からの何気ない一言だった。「その時初めて、長いセカンドライフについて真剣に自分と向き合った」。自身がやりたいことをリストアップ。「同世代の仲間を作りたい、地域のために動きたい」と相談に行った栄区社協からの勧めでメンバーに。63歳から代表を務める。「おかげで仲間ができた。今も忘年会など定期的に集まっている」と充実感を語った。
○…会を運営するうえで意識するのは「尊重すること」。平均年齢が約80歳であることから「メンバーのことを尊敬している。だから強制もしないし、偉そうに指示しない」とそれぞれのペースでの活動を推奨している。今後は「家具の転倒防止器具の設置を推進したい」と力強く語る。家具修理などで依頼者の自宅に行った際にはつっぱり棒などの設置を勧めている。「困ったことがあれば社協を通じて、気軽に連絡して欲しい」と優しく呼びかけた。
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