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港南区・栄区 人物風土記

公開日:2026.01.29

今秋、開設50周年を迎える翠風荘の所長を務める
大友 康明さん
野七里在勤 66歳

  • 大友 康明さん (写真1)

住み慣れた街に奉仕

 ○…今年11月、節目の年を迎える翠風荘。高齢者が健康で明るい生活を送ることを目的に、各種教室や同好会が集う”場”の役割を担う。「このタイミングで所長を務められて光栄。今後も市民に愛される施設として必要なところは改善したい」と力を込める。現在は職員一丸となって50周年を祝う準備を進める。

 ○…「栄区に住んで約30年。この街で人のために働きたい」との思いで、同施設を運営する「さかえ区民活動支援協会」に2020年4月、就職。現職の感想を「私より年上の利用者がほとんどだがとても元気。その姿を見ていると刺激になる」。卓球やウォーキングに取りんだり、繊細な水彩画を描いたりと活動的な人生の先輩に驚かされることも多い。

 ○…「バブル真っ只中だったが、私は利益の追求よりも人に直接感謝されることを重視した」。新卒で横浜市役所に入庁。区役所や部局で現場を踏んだ。自身の「人のために」という考え方は「ボーイスカウトが原点かもしれない」と振り返る。「そこで奉仕の精神を教わった。当時は意識していなかったが、キャンプなどの時は全体を見渡し、皆のためにできることを考えていた」と幼少期の経験が職業選択に反映されている。

 ○…施設の直近の課題は利用者数の減少。一時は年間4万人以上だったが現在は2万人以下に。そのためコロナ禍前に実施していた広間でのカラオケ大会を復活させるなど改良を試みる。「職員の負担になる部分もあるが、『多くの人に利用してもらう』という目標を説いて、理解してもらっている」と周囲との意思疎通に注力。個人としては「常連さんの顔と名前をもっと覚えたい」と来館者との積極的なコミュニケーションを図る。

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