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中区・西区版 公開:2013年1月31日 エリアトップへ

女子大生リボンムーブメントの代表を務める 新井 涼子さん 横浜市立大学3年生 21歳

公開:2013年1月31日

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「伝える力」で女性を救う

 ○…関東地区の女子大生約30人が、子宮頸がんや乳がんなど女性特有のがんの予防啓発活動に取り組んでいる「女子大生リボンムーブメント」の代表を務める。2月9日には子宮頸がんの予防に関するシンポジウムを関内ホールで開く。「若い女性はもちろん、老若男女、全ての方に子宮頸がんの正しい知識を知ってほしい」と強いまなざしで語る。

 ○…同団体に入るきっかけは大学に入学してすぐ、校内で貰った予防啓発リーフレットだった。「私もそれまで子宮頸がんについて殆ど知りませんでした。多くの女性にとってとても身近な問題なのに、日本ではこの病気に対する意識が低いと感じました」。活動は各大学でのフリーペーパーの配布やアンケート調査、高校への出張授業など様々。この病気に有効な予防法の一つ、定期検診を勧める中で「病気を早期に見つけることができた、と報告を受けたときはやってきて良かったと思いました」と柔らかい表情をみせる。大学2年次に代表を引き継いでからは、全国の同様の啓発団体とも積極的に交流し、活動の輪を広げている。

 ○…大学では社会学を学ぶ。授業で子どもの行動選択に親の行動が深く関わっていることを学び、「がん予防についても、若い子達だけでなく親世代にも知ってもらわなければと感じました」。またファストフード店でのアルバイトでは「どうしたら効率よく作業できるかを考えるのが楽しい」と笑う。どの経験も無駄にせず意欲的に取り組む姿勢こそが、多くの仲間をまとめる原動力だ。

 ○…就職活動の最中でもある。志望はマスコミ業界。これまでの活動で多くの誤った知識を信じている人に出会い、「正しい情報を伝えることの大切さ」を実感した。「就職した後もこの活動に関わっていきたい。社会に出て学んだことが、きっと活かせるはずです。」「伝える力」をさらに磨き、一人でも多くの女性をがんから救いたいと願う。
 

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