中区・西区・南区 社会
公開日:2014.07.24
「愛Bリーグ」理事 渡邉さん
街おこしのヒント語る
”やきそば”例に講演
ご当地グルメ「B-1グランプリ」の火付け役、一般社団法人「愛Bリーグ」の代表理事、渡邉英彦さんの講演が7月19日、中区で行われた。19・20日に、みなとみらい地区で開催された公益社団法人日本青年会議所「サマーコンファレンス」の一環。
「地域の魅力向上フォーラム」の基調講演を務めた渡邉さんは、2000年に「富士宮やきそば学会」を設立。地元では当たり前だが、外部からは珍しかったご当地やきそばをツールに、街おこしに成功した。
「B-1グランプリ」は、70を超す団体が全国で主催しており、低予算で大きな経済効果をもたらすとして注目されている。昨年、愛知県豊川市で行われたグランプリでは58万人を集客し、経済効果は135億円に上った。
渡邉さんは、富士宮やきそば学会の具体的な取り組みを例にしながら「モノをつくっているだけではダメ。ストーリー性が大切。だからネーミングはとても重要です」と強調。話題性を創出することで報道につなげることができると指摘した。
一方、街おこしのための新メニューづくりなどには否定的。地域に根付いたものでなければ、地域挙げての協力は得られにくいからだという。地域資源を活用したご当地グランプリの仕組みについて、「経済だけでなく地域も活性化する『経済的価値&社会的価値の共有』が果たせるモデルケース」と説明していた。
ピックアップ
意見広告・議会報告
中区・西区・南区 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











