戻る

中区・西区・南区 社会

公開日:2015.05.21

相鉄ジョイナスザ・ダイヤモンド
グルメエリア全面オープン
年内に一体化 改装すすむ

  • 14日にオープンした「ダイヤキッチン」のスィーツエリア

 横浜駅西口の商業施設「相鉄ジョイナス」と「ザ・ダイヤモンド」の一体化に向けたリニューアルの一環として5月14日、スイーツ&フードエリア「ダイヤキッチン」に和洋菓子店を中心とした34店舗がオープン。21日にレストランエリア「ジョイナスダイニング」の地下1階で新たに11店舗が営業をスタートし、グルメエリアが全面オープンとなった。

 改装前より店舗数を3倍以上も増やして新設したスイーツエリアは、ストラスブール、横濱長者町しげた、パティスリー・パブロフ、みのや本店、ふらんすやま、喜久家洋菓子舗など、地元店の出店にも力を入れた。担当者は「遠方からの人も集まるターミナル駅で、横浜の魅力を発信できれば」と話している。

 2013年夏から進めてきたリニューアルは当初の計画より半年ほど繰り上げ、12月に完了する見通し。

名称を統一「相鉄ジョイナス」に

 両施設を運営する(株)相鉄ビルマネジメント=本社・西区=では、12月のリニューアル工事完了にあわせて2つの施設名を統一し、新生「相鉄ジョイナス」としてグランドオープンすることを決定した。「地下街」のイメージが強いザ・ダイヤモンドに比べ、「ショッピングセンター」としての認知度が高かったことが理由だという。

 一体化後の総売場面積は約3万5千平方メートル、店舗数は437店舗。年間の売上目標は約670億円。売場を階層や区画ごとに再編し、地上エリアは広域商圏に向けたファッション・雑貨店を配置、地下エリアに食料品や惣菜、スイーツ、レストランなどの飲食関連店を強化し、足元商圏を狙う。

 横浜で約半世紀にわたり親しまれてきた「ダイヤモンド」の名称自体はなくなるものの、「地元住民の日常生活に一番密着した食料品などを扱う『ダイヤキッチン』にその歴史と精神を残した。今後も横浜の商業施設ということを意識して、運営していきたい」と同社企画販促担当の宮崎勝之さん。今後は館内の方向案内サインも統一し、利便性の向上を図っていくという。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

中区・西区・南区 ローカルニュースの新着記事

中区・西区・南区 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS