中区・西区・南区 社会
公開日:2017.05.25
根岸森林公園
シンボルの桜植え
見どころ再生へ
根岸森林公園=中区根岸台=で5月20日、同公園の病気などで老朽化した桜の木を植え替える更新計画を記念して「シンボルツリー植樹式」が行われた。市環境創造局と同公園を指定管理する横浜植木(株)の共催。
同公園内では昨年11月から進む同計画に沿って、これまでソメイヨシノやジンダイアケボノなど20品種約60本のサクラが植樹されている。花期の異なる桜を植えることで来園者に長い期間にわたり桜を楽しんでもらうことを目的としている。今後も同計画にのっとり、9月まで桜の植栽工事が行われる予定。
芝生広場の中央に植えられたシンボルツリー「エドヒガン」は、昨年12月に来園者などからの人気投票で選ばれたもの。エドヒガンは横に枝を張って成長するため、一本桜でも鮮やかに景観を彩るという。
当日は新たに植えられたシンボルツリーを囲み、立野小の卒業生らからなるブラスバンド、タテノ・ブラス・クルーが「チキ・チキ・バン・バン」「見上げてごらん夜の星を」「となりのトトロメドレー」などを演奏し、式典を盛り上げた。
同公園の沼田久代所長は「来園された方に根岸森林公園と言えば桜山というイメージを持ち続けてもらえるよう、桜の管理に注力していきたい」と話した。
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