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県立音楽堂 改修工事が完了 6月1日に再始動へ

文化

掲載号:2019年5月30日号

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内覧会では前川建築設計事務所の橋本功所長による建築講座も行われた
内覧会では前川建築設計事務所の橋本功所長による建築講座も行われた

 1年かけて行われた神奈川県立音楽堂=西区紅葉ヶ丘9の2=の改修工事がこのほど完了し、6月1日にリニューアルオープンする。外観や内観の意匠はそのままに、空調や給排水、照明などの設備面において省エネ化や快適性の向上など時代のニーズに合わせた改修が行われた。

 県立音楽堂は1954年に竣工。同年、日本建築学会賞を受賞し、国際組織からの「日本におけるモダン・ムーブメントの建築20選」(99年)に選定されるなど、国内外から高い評価を得ている建築文化遺産だ。今年で開館65周年を迎える。管理運営は(公財)神奈川芸術文化財団が行う。

 計画に際し、当時の内山岩太郎県知事の「戦後復興にむけて人々が落ち着いて音楽を楽しみ、明日への力を養う場が必要」との強い思いから、図書館に併設する形での整備が決定。設計は日本を代表する建築家の一人、前川國男が手がけた。

 公立施設として日本初の本格的な音楽専門ホールであり、木材がふんだんに使用された「木のホール」として知られる。開館当初は「東洋一の響き」と言われた。

 その文化的価値の高い音楽堂を保存・継承していくために、今回の改修では設備面での改修が中心となった。外観の佇まいとホワイエ・ホール内の内装、ホールの響きの保存継承を大前提として、空調や給排水の快適化、効率化、照明のLED化、ホール内の舞台や壁面の傷んだ木材の補修などが行われた。

 5月24日に開かれた内覧会で永井健一館長は「歴史を伝え、より多くの人に音楽を届けていきたい」と音楽堂の使命を話していた。開館65周年を記念し、室内オペラ・プロジェクト(来年1〜3月)など複数の主催公演が企画されている。
 

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