(公社)横浜中法人会の女性部会は、立野小学校に災害時用井戸を寄贈したことに対して、中区から感謝状が贈られた。7月18日には区役所で「区民活動顕彰式」が行われ、同女性部会から事業に関わったメンバー4人が出席。竹前大区長から代表して吉富真里さんに感謝状が手渡された。
井戸の寄贈は、同法人会女性部会の創設40周年記念事業の一環。今年2月に立野小学校に設置され、名称は児童から公募し「おたすけ井戸」と命名された。
同部会では、一過性のものではなく、長い期間地域の住民が活用できるものをとして、防災用井戸を企画。仲尾台中学校と立野小学校の協力を得ることで昨年10月に掘削を始めた。当初は隣接する両校の境界付近を掘削したが、水脈にあたらず場所を変えて12月に2回目のチャレンジ。そこも上手くいかなかったため、女性部会のメンバーが知人にかけあい古地図を入手。そこから過去に井戸のあった場所を特定し1月に3回目の掘削を実施し、ようやく成功した。
同部会の吉富さんは「地域、そして子どもたちのために活用してもらえたら」と期待する。
井戸水は災害時に避難者や地域住民の生活用水としての活用可能。同校では非常時に使用できるよう、日常的に草花の水やりなどに井戸水を活用している。
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