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中区・西区版 公開:2020年3月5日 エリアトップへ

県住宅供給公社 戦略的な施設運用で大賞 システム導入し効率化に

経済

公開:2020年3月5日

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受賞講演を行う猪股理事長
受賞講演を行う猪股理事長

 神奈川県住宅供給公社(猪股篤雄理事長/県公社)=中区日本大通=はこのほど、「第14回日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)」で最優秀賞に輝いた。(公社)日本ファシリティマネジメント協会が主催。2月21日には、受賞講演で猪股理事長が登壇した。

 ファシリティマネジメント(FM)とはアメリカで生まれた新しい経営管理方式。ファシリティ(土地や建物、設備など)を全ての経営にとって最適な状態で運用・維持するための総合的な経営活動のことで、経営を支える基盤として位置付けられている。

 同賞はFMの優れた活動に贈られる優秀FM賞をはじめ、技術賞、功績賞の3部門があり、それぞれ公募。審査は早稲田大学の北川正恭名誉教授をはじめ専門家や企業経営者、行政職員など審査員11人を中心に書類審査や現地調査、ヒアリング調査が行われた。

 県公社は「持続可能な社会構築のための広域FM 神奈川県住宅供給公社の事例」の表題で優秀FM賞部門に応募。県公社が管理・運営する二宮団地で審査員らの現地調査が行われ、プレゼンテーションも実施した。結果、「FMの財務・品質・供給の3視点がバランスよく長期を見据え戦略的に展開されていること」を同協会から評価された。同部門へは全国から12件の応募があった。

住戸単位でデータベース化

 県公社は既存公共住宅ストックの再編成・利活用の課題に取り組む中で、7年前からFMの視点による経営改革を推進。(株)オービックなどのサービス提供により「公社統合FM システム」を導入したことで、1万3500戸が住宅単位での管理が可能になり、コールセンターの内製化や全ての部屋の修繕履歴の把握など、情報の一元化を実現。業務改善・効率化に繋がった。

 県公社の担当者は「多くの取り組みを評価いただき、とても光栄です」と話した。

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