横浜中華街発展会(高橋伸昌理事長)は、子どもの日である「端午節」(6月25日/旧暦5月5日)にあわせて、中区内の市立小学校9校と中華学校2校、私立小1校の6年生、約1千人に「ちまき」(2個)の引換券をプレゼントする。
これは「横浜中華街2020端午節」(6月22日〜6月28日)の一環。中華の伝統文化と横浜中華街の文化を次世代へ伝えることを目的としたもので、発展会が中区に提案し区内市立小学校の理解を得て実現。横浜山手中華学校と横濱中華學院、横浜雙葉小学校も参加する。
学校での配布資料には、端午の節句のいわれや華僑・華人の歴史を解説したリーフレットなども同封し、中華街に理解を深めてもらいたい思いも込めた。高橋理事長は「地域に支えられて今日がある。恩返し」と話す。また「大人の階段を上る直前」ということで6年生を対象とした。ちまきは店舗によって色々な種類があるので、「中華街の探検を楽しんでもらえたら」と高橋理事長は期待する。券の有効期間内(6月25日〜7月26日)に中華街の約30店舗で引換え可能。
端午節は、春節・中秋節とならぶ中国三大伝統節句の一つ。日本では柏餅が一般的だが、中国ではちまきが欠かせない。
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