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「安心安全健康を提供し地域と共に成長」
損害保険ジャパン株式会社　中久保尚吾横浜支店長

　―４月から着任されましたが、横浜の街の印象はいかがですか。

　支店がある馬車道のビルも歴史的建造物ですし、歴史と文化に満ち溢れていると感じます。学生時代神戸の近くに住んでいましたが、規模で言えば同じ港町でも横浜は洗練された街ですね。緊急事態宣言の影響もあり、６月からお客様へ着任の挨拶をし始めていますが「コロナを乗り越えて一緒にやっていきましょう」と前向きな言葉を頂ける方も多いので、そこは非常に横浜の街の元気と力強さを感じています。

　―支店の業務内容を教えてください。

　ＳＯＭＰＯグループとしては「安心・安全・健康」を掲げサービスを提供していますが、その中核を担うのが保険事業。神奈川県の中でも横浜を拠点とした企業や団体へ保険を提供しているのが我々横浜支店です。医師会や歯科医師会には賠償責任保険を提供したり、自治体とは包括業務提携を締結。横浜市や神奈川県とは専用の自転車保険を提供しています。

　―会社として、地域に向けての取り組みを教えてください。

　「２人３脚から共に成長」と言っていますが、お客様やその企業と共に成長しようという話は、着任してから職員に何度も話しています。グループのサービスを全て活用してお客様に提供できるというのは横浜支店のメリット。子供向けの防災体験会などのイベントや、中小企業に向けた災害時のＢＣＰ（事業継続計画）作成支援もグループ会社で提供できるので、お客様のニーズをアンテナ高く感じながらやっていきたいです。県内５つの支店を通じて１８００の代理店と、代理店が保険手続きの際に振り込み詐欺注意を呼びかけるチラシを作成、配布する取り組みも行っています。安全という意味では何か起きたときに保険金をお支払いするより、それを防ぐのが一番大切な役割。「保険の先へ挑む」という会社のキャッチコピーはそういったものも含まれています。

　―奈良県出身で、高校球児だったそうですね。

　学生時代は捕手でした。横浜ＤｅＮＡベイスターズの三浦大輔２軍監督の１学年下。高校時代は番長からヒットを打ったこともあります。横浜に着任したので、何かチャンスがあれば久しぶりに会ってみたいですね。関西出身ですが、４月からはもちろんベイスターズファンです（笑）