トップインタビュー 「音楽の街・横浜の一員に」 ぴあ株式会社 アリーナ事業創造部 鈴木悠太部長
―今年7月、みなとみらい地区にぴあアリーナMMが開業しました。
当初今年の4月開業予定が、感染症の影響で各種イベントの延期・中止に伴い、開業日が延期に。地元横浜出身のアーティスト・ゆずによるこけら落とし公演は代表曲『栄光の架け橋』を映像配信で披露しました。以降、7月は公演がありませんでしたが、定員を5割にした有観客のイベントや公演の映像配信など、さまざまな形でエンターテインメントを届けています。
―同施設の特長を教えてください。
立地とアクセスの良さは強みだと考えています。大型のライブ会場というと、郊外で少し遠いイメージがあるかと思いますが、同施設はみなとみらい駅や桜木町駅から徒歩10分以内で、都内からも電車で30分ほど。周辺も観光スポットやレジャー施設など、ライブの前後も楽しめる場所です。同施設は音楽コンサートでの利用に向け、縦長の構造で観客席は地上4階まであり、上の階からでも臨場感があります。また館内には本格的なニューヨークスタイルの窯焼きピザやパンケーキ、横浜ビールと共同で開発したオリジナルのクラフトビールを楽しめるカフェダイニング、デリやデザートを用意した来場者限定のラウンジなどを設けており、アリーナだけでなく飲食にもこだわっています。
―現在のエンタメ業界について。
コロナ禍でエンタメは不要不急と言われましたが、元気や勇気を与えられたりできるのがこの業界。実際、2010年から昨年までの約10年で市場規模が約2倍になるなど、年々ライブの価値は上がっていました。そのような背景を踏まえ、私たちは「何とかエンタメを届けたい」という気持ちを強く持たなくてはいけないと感じています。
―最後に、地域との連携事業やメッセージなどをお願いします。
同施設では公演の有無に関わらず、カフェの開放や周辺施設の案内などを行っていますので、チケットが無くても地域に住む方や近くに勤めている方でも利用頂けます。来月には市内複数の観光スポットなどで、ライブやイルミネーション・フードなどを午前0時まで楽しめ、街全体を巻き込んだイベントを実施する予定です。”音楽の街”である横浜の一員として盛り上げ、地域の魅力の一つとなれるよう貢献していきたいです。
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