中区内で水彩画の技法と芸術性の向上を目指す美術団体「蒼昊美術會(そうこうびじゅつかい)」(成澤朱未代表)はこのほど、公募展をはじめとした水彩の魅力を発信するイベントを県民ホールギャラリーで開催した。
同会は2年に一度、水彩画の公募展を主催。5回目の今年は「横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2020」の助成を受けたことで、ハガキに水彩で描くワークショップ(WS)や「横浜と水彩 そして今展示を考える」をテーマに平塚市美術館館長代理の土方明司さんなどを招いたシンポジウムを開催するなど事業規模が拡大した。
ウェブにも公開
公募展では、会員や一般公募など約70作品とWSで制作した約100作品が並んだ。新型コロナ感染拡大防止対策から出展された作品はウェブにも公開し、一般の人にも作品の投票を促す「オーディエンス賞」を開設。より多くの人に発信する工夫を試みた。成澤代表は「ネット投票を通じて、光が当たる作品の幅が広がり、多視点で水彩画を楽しんでいただいた」と話す。
11月19日、県民ホールの展示会場に金沢区から訪れた青木永江さんは「色がきれいに表現された作品ばかりで感動してます」と感想を話した。
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