横浜市(林文子市長)は11月18日、渋谷区(長谷部健区長)と「グローバル拠点都市の形成及びオープンイノベーションの実現に関する連携協定」を締結した。
横浜市と渋谷区は有識者と国により、優れた人材や研究開発力、企業活動、資金等を生かしたスタートアップ・エコシステム(※)拠点都市を形成する「グローバル拠点都市」に今年7月、東京コンソーシアムの一員として選定されたのを契機に連携を模索。組織を超えた新たなイノベーションを横浜から創出していく「イノベーション都市・横浜(YOXO)」と渋谷区が取り組む「渋谷区産業・観光ビジョン」の実現を目指し、それぞれの特徴を活かしながら相互に協力・連携し情報交換や交流を促進することで、同都市の形成を図ろうと協定に至った。
今後は同都市の形成に必要な海外企業誘致施策の連携やスタートアップエコシステムの形成、オープンイノベーションの推進などで連携していく。渋谷区の担当者は「敷地が少なく、渋谷区ではなかなか実施しづらい実証実験などあらゆる分野で連携ができれば」と話し、横浜市の担当者は「日本文化をはじめトレンドの発信地である渋谷区の発信力に期待したい」と述べた。
※スタートアップ・エコシステムとは、スタートアップを次々と生み出しそれがまた、優れた人材・技術・資金を呼び込み発展を続けることを生態系になぞられ、生まれた言葉。米国・シリコンバレーが発祥。
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