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選手を中心に考える学童野球の枠組みを考案した 塚本 幸治さん 神奈川区在住 43歳

掲載号:2021年4月15日号

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子どもが真ん中の野球を

 ○…「子どもたちが野球を楽しめる環境を」との思いから、4月に「PLAYERS CENTERED GAMES」を立ち上げた。その名の通り、子どもたちを中心とした試合の場だ。現在、小学生が所属する市内9チームが参加する。

 ○…数年前、「野球をやりたい」という息子の声に背中を押され、複数の少年野球チームを見学したという。しかし、通わせたいチームを見つけられなかった。「勝ちを意識しすぎた練習や大人の行き過ぎた介入など、子どもたちは野球を楽しめているのか」と疑問を抱いた。それなら自らチームを立ち上げようと、2019年には西区を拠点とする総合型地域スポーツクラブ・みなとみらいクラブの野球部門として「ブルーウインズ」を創設し監督兼GMを務める。みなとみらい本町小学校や西中学校などを練習拠点にする。

 ○…千葉県船橋市の出身。高校では、県ベスト8に食い込む力のある野球部で練習に励んだ。大学卒業後は広告業界で働いて20年ほど。コロナ禍、在宅ワークは1年近いという。現在も社会人の野球チームに所属し、週末には汗を流す。結婚を機に横浜へ。現在は妻と息子、娘の4人で暮らす。「道が広くて車で走ると気持ちいい。横浜は大好き」と白い歯をこぼした。

 ○…チームのスローガンに「自調・自考・自動」を掲げる。「自ら調べ、考え、行動する、そんな自立した子どもたちを野球を通して育てたい」と語る。主体的に行動できる子どもが増えれば、地域社会への参画意識も変化すると期待する。まずは、その日に集まれる人でプレーする「個人参加型」の学童野球をめざす。すべては「野球好きな子どもを増やしたい」、それが純粋な思いだ。

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