中区内の横浜開港の歴史を伝える碑をマップと説明文で紹介する「よこはま中区の歴史を碑もとく絵地図」。その特別版「西洋スポーツ流入編」が4月30日、新たに発行された。縦約30cm×横約10cmで裏表に内容を記載。同マップに差し込まれている。中区役所の発行。
特別版には山手にある「日本庭球発祥の地」や根岸の「近代競馬の始まり」など中区内で西洋スポーツ流入の歴史にまつわる地点を5カ所記載。開港から現代までの歴史を網羅した『横浜中区史』などの文献資料や横浜開港資料館の学芸員の確認を踏まえ、作成した。それぞれの解説文にある二次元コードを読み込むと、該当する場所の地図が表示される。
マップも更新
特別版の発行とともに、3年ぶりに同マップも更新。2019年9月に記念碑が建てられた「ラグビー発祥の地」の説明文を追加した。中区の担当者は「オリンピックの開催もあり、西洋スポーツの流入をテーマに作成した。マップを片手に開港のまち・中区の歴史を感じていただければ」と話す。
冊子とウェブで
同マップは、冊子として中区役所をはじめ、区内の地区センターや地域ケアプラザ、観光案内所などで配架・配布しているほか、中区のホームページからもダウンロードができる。また、英語・中国語・韓国語の多言語版も作成しており、今年の夏に発行を予定。
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