本牧地域を中心に、影絵の知識や技術を学び活動を行う影絵劇団「本牧影絵座」が地域住民の力によって発足し早2年。コロナ禍で多くの企画が中止になる中、6月5日に開港記念会館改修前の特別企画で劇を披露する。
「活動が楽しくて仕方ない」とメンバーが口をそろえる「本牧影絵座」。劇団のメンバーでもあり、中本牧コミュニティハウス職員でイベント企画を担当する相馬裕子さんは「影絵を見たときに感動し、影絵のイベントを行う団体を発足したいと考えていたが、なかなか行動を起こせずにいた」と話す。中区役所に相談し、助言を得ることで団体発足に漕ぎつけた。その後、影絵劇団として活動を行うように。現在は約10人の1期生が活躍する。
コロナ禍やっと
2019年に発足してから2年間、コロナの拡大により、予定していた企画が軒並み中止になったという。そんな中、同劇団の影絵の魅力を知った、なか区民活動センターからオファーがあり、12月に大規模改修のため、長期閉館となる開港記念会館の特別企画で発表の機会を得た。
当日は同会館2階7号室で午前10時、午後3時に事前に撮影した作品を上映する。演目は『森の音楽家』『みのむし』『水あそび』『花のくまさん』『赤いくつ』。劇中には「横浜三塔」や横浜の花と緑をPRするマスコットキャラクター「ガーデンベア」の登場も。また、午後1時には実際に劇を披露する。相馬さんは「魅力を知ってもらう機会になれば。また、劇団に興味を持ってくれたら嬉しい」と話す。観覧は無料。
劇団員の一人は「影絵は老若男女、年齢、バックグラウンド問わず楽しめるのが魅力。立ち上げは苦労もあったが、活動できて幸せ」と話した。
|
<PR>
中区・西区・南区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>