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西区東久保町の複数の町内会連携による夢まちづくり協議会(和田泰次会長)が5月31日、「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」を受賞した。地域住民が主体となり2003年から行政と協働して行ってきた防災まちづくりなどの実績が評価された。
今年度、横浜市からは同協議会のほかに鶴見区の団体が受賞している。
東久保町夢まちづくり協議会の活動は18年前にさかのぼる。東朋会・東台会・東睦会の3つの町内会があり、それらが連携して防災広場などの整備に取り組んできた。
狭あい道路が多い東久保町は密集住宅市街地であり、市の地震や火災の重点対策地区に指定されている。その該当地区は、市の条例に基づいて「防災まちづくり計画」などを策定しており、東久保町も07年に計画を策定、08年には市からプラン認定を受けている。
昨年12月には、計画を更新し、町内における建築工事については、建築主との事前協議をルール化した。
野菜販売で資金
同協議会では、市の補助金を活用し狭あい道路の縁石・電柱移設や防災用井戸ポンプの設置、歩行困難通路の階段補修や手すり設置などを手掛けてきた。地権者との折衝も担う。
補助金を活用するにしても協議会も一部負担する必要がある。その資金を確保するため「夢やさい」と称して06年から月1回、町内3カ所で野菜の路地売りを実施している。発足当初にNPO団体のアイデアを採用したものだ。
ジャガイモやニンジン、タマネギにキャベツなどを扱う。また東久保町は丘陵地にあることから、大根などの重い野菜の販売は高齢者に喜ばれているという。
協議会の「いえみち事業部」部長を務める志鳥崇一さん(75)は「地域の人たちの喜ぶ顔をみたい。それが活動の動機ですね」と語った。
発足から20年近くになり、役員の高齢化も進む。副会長の村上秀雄さん(70)は「次世代の活動の担い手確保が課題」と話していた。
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