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ゆずファンをおもてなし 関内に交流拠点オープン

社会

掲載号:2021年9月2日号

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オーナーの平野いづみさん(右)が描いたゆずのイラストや貴重なサインが飾られた店内。兄の正さん(左)と共にゆずっこを迎える
オーナーの平野いづみさん(右)が描いたゆずのイラストや貴重なサインが飾られた店内。兄の正さん(左)と共にゆずっこを迎える

 横浜出身のアーティスト「ゆず」のファン(ゆずっこ)のための交流拠点がこのほど、関内にオープンする。場所を無償提供してもてなすのは、彼らの出身地・磯子区岡村に住み、自らもファンを公言する兄妹だ。

 『ゆずっ子立ち寄り処』と手作りの看板が掲げられた交流拠点は、ゆずの2人が路上ライブを行っていた伊勢佐木町からすぐの場所=中区住吉町1の12。カウンターのある7席ほどの店内で、「ゆず色」の壁にはポスターやサインなどが飾られている。テレビではライブ映像も流す予定だ。

 建物のオーナーである平野いづみさんは、ゆずの故郷である岡村に暮らすゆずファン。地域の役員などを長年務め、昨年亡くなった叔母・平野朝子さんから受け継いだ場所を、以前から思い描いていたファンの交流拠点に使うことを決めた。

ゆずっ子を応援

 ゆずのデビュー当時、兄・平野正さんから「地元岡村からすごい歌手がでた」と知らされた。「曲を聴いて涙が出た。自分たちの時代に流行ったアコースティックギターで若者が歌っていることも嬉しくて」。当時伊勢佐木町近くで営んでいた喫茶店に、偶然ゆずの岩沢厚治さんが来店。礼儀正しい人柄や優しさに触れ、益々ファンになったという。いづみさんはその後、得意の絵を生かし「ゆずを描くイラスト漫画家」として岡村公園のイベントなどに協力している。

 一方、正さんはゆずっこ応援団「かぼすの会」を結成。”岡村虎次郎”と名乗り、岡村町の道案内や地元ならではのエピソードを披露するなど、全国から「ゆずの聖地巡礼」に訪れるファンを無償でもてなしてきた。

 「ゆずっこさんたちは純粋でいい人ばかり。ついお節介を焼くようになってしまって」。気が付くと兄妹2人のライフワークになっていた。

夢は壁一面のサイン

 壁のゆず色は、塗装業を営む正さんが自ら塗り替えた。いづみさんは以前から自作イラストのポストカードを出会ったファンに無料で配布していたといい「ここに来てくれた人にも記念にプレゼントするつもり」と話す。「ライブの前後に立ち寄って、ファン同士でゆずトークに花を咲かせてもらえたら嬉しい」と2人。「もしゆずがここに来てくれたら…壁一面にサインを書いて欲しい」と笑顔を見せた。

 パシフィコ横浜で行われるゆずのライブに合わせて、前日の9月9日から12日、午前10時から午後5時頃まで開放。横浜公演のライブ開催時以外は、長男の行治さんがカラオケスナックとして営業。情報は「岡村虎次郎のブログ」(https://ameblo.jp/okamurakabosunokai/)で更新する。
 

ゆず色の壁が目印
ゆず色の壁が目印

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